「あれ」「それ」「これ」が多いと、食い違いが起きやすい

ボケや痴呆とは少し違うかもしれませんが、年配の方の言葉には「あれ」「これ」「それ」という指示語が多い気がします。
私はあまり曖昧な指示語を使わないように普段から気をつけているつもりです。
でも、親の様子なんかを見ていて思うのですが、年を取ってくると、やはり咄嗟にものの名前が出てこないということがあるのかもしれません。
正しく意味や指示が通じる場合なら、そうした言葉でまったく問題ないでしょう。
しかし、往々にして、そうした言葉の多用というのは意味の取り違えが起きやすい状態を招きます。
その人の頭に思い浮かべる「それ」と、それを聞く人が前後の文脈から推測する「それ」というのが違ってしまうといるということです。
さらに厄介だと思うのは、そうした食い違いが発生したときに「そういうつもりじゃない」とか「そうじゃない」と、妙に意固地になる点です。
こちらとしても「あなたの頭の中まではわからない」と思ってしまうのですが、これを口にすると大喧嘩になってしまいます。
なるべくならきちんと誤解や食い違いのないように説明してもらいたいのなのですが、それもなかなか難しいものなのでしょう。
私の職場には60歳以上の方が多くいるので、日々そうしたことに頭を悩ませてしまいます。

「こんな人たちに負けるわけには」ずっと擁護されていたのに、今さら弁明?

東京都議選において、秋葉原で演説している際、「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と首相が発言したことが話題になりました。
つい最近、その発言について首相が謝罪し、自分の政策に従わない、または反発している人たちを貶める意味で言ったのではないと説明があったようですが、遅きに失したと思います。
いくら冷静でいようと努めても、大声で執拗にやじられたら頭に来てしまう気持ちもわかりますが、それでもあの発言は政治家として絶対に言ってはいけない一言であったと思います。
美辞麗句を並べても、首相はやはり自分に従わない人に対してはああいう気持ちを持っていたのか、と受け取られても仕方のない言葉です。
それにしてもこの発言に対しては、菅官房長官がずっと「問題はない」と擁護する姿勢を見せていたわけですが、ここへきて急に首相が世間に対して弁明をしたのは、やはり内閣支持率があまりに急激に落ちたことに衝撃を受けてのことでしょう。
数々の疑惑や、共謀罪法案成立をあまりに強引に押し通したことなど、国民の心を逆なでし続けてきた結果のこの惨状を、首相もやっと身にしみてわかったというところかもしれません。
何を弁明しても「今さら・・・」と国民に白い目を向けられてしまいそうですが、国民の信頼を取り戻す努力だけは、政治家として真摯に続けて欲しいと思いました。3万円 融資