ケニアと私-第2の人生の始まり’Pole pole’

日本は先進国でありながら、毎年多くの人々が自ら命を絶っている。私もまた2年前に自ら命を絶とうした一人である。日本人は勤勉であると世界中の人々は言う。日本人は日々ハードに働き続けている。私もまた働き続けていたのだが、私の心は疲弊し、ある日突然私の心は壊れたのだった。私は精神病を患い病院に入院し退院した後、家の中で療養していたのだった。
私は日々自分を責め続けた。「なぜ私は再び働くことができないのか?私は怠け者だ」。そして私は仕事を辞めたので自由な時間を持った。ある日ふと、私は箱根駅伝を見た。その時ケニア人ランナーの走りに私は驚いた。彼の走りはとても力強く彼の走りを見るうちに私は大きなパワーをもらったのだった。
そしてその時から私の趣味は駅伝・トラックレースを観に行くことになった。そして私は多くのケニアの友達を持つことができた。そして私は彼らからケニアの言語であるスワヒリ語について勉強している。彼らはしばしば’Pole Pole(ポーレ ポーレ)とう言う。Pole poleとは’ゆっくり ゆっくり’という意味である。私の人生は’早く早く’であった。上司が「早く早く」と責め立て私の心は日に日に疲弊していったのだった。
‘Pole’とは「ごめんなさい」という意味を持っている。私は心の病になって以来常に「ごめんなさい」と心の中で言い続けていた。「お母さんごめんなさい。私は働くことができないからあなたを助けることができない」。「ごめんなさい、私は社会の役に立っていない」。
しかし、’Pole pole’という言葉は私の心を救ったのだった。「ごめんなさい」と自分を責めるのではなく「まずはゆっくりゆっくり。マイペースマイペース」。その気持ちを持っていれば、私の病もいつか回復するだろう。私はいつかケニアに行くのを楽しみにしている。
先日私は病院に薬をもらいに行った。主治医は私に「何か趣味あるの?趣味があればそれが生きる楽しみ・喜びになり、それがあなたの病気の回復への一つのキーワードになる」と言ったので私は「ケニアランナーの走りを見ることが趣味です」と言った。その時主治医は「それはいいね」と言ってカルテに「kenya・ekiden」と書いた。私は毎日そのカルテの言葉を頭の中で思い出している。「kenya・ekiden・pole poleの精神」と共に私の人生は再び走り始めた。「Nashukuru Asante sana!(感謝しています。ありがとう!)」銀座カラー 部位